心を軽くしたいエッセイ

今日もいいことは、起こる。

あなたの辛さはあなたのものでいい


こんにちは。

近頃どのようにお過ごしですか?

幸せですか?楽しいですか?悲しいですか?

 

毎日生きている中で色々な感情があると思います。辛い思いだったり、悲しい思い、怒り…

 

マイナスと思われる出来事であっても、これこそ人間ならではの生臭い感情であって、

生きているからこそ感じられる面倒臭さでもあるなぁと感じたりします。ネガティブな感情であっても、生きているからこその贅沢な体験のひとつです。

 

とはいえ、進んで嫌な思いを感じたくはないという方は多いと思います。たしかにどんな経験も無駄になることはないかもしれません。無駄にはなりません。結果として活きると思います。

 

しかしそうできるのは、その出来事のあとの自分の管轄であって、時が自分の気持ちを癒してくれたあとに、ようやく自分自身の解釈であったりこれからの未来への生かし方により清算させるものだという風にも感じます。

 

嫌な気持ちそのものを喜んで経験しにいくことはしません。

出来ることなら幸せをめいっぱい感じる日々でありたい。少なくとも私はそう感じます。

 

そんな中でも生きていると色々あるとは思いますが、辛い思いや悲しい、苦しい思いをしている時に

「辛いのは私だけじゃない。みんな辛いんだ。」

という事をおっしゃる方もお見かけします。これに関して言いたいことは、

 

「あなたの辛さを誰かと比較しなくてもいい。」

ということです。

 

みんなが辛いこととあなたの感じている辛さは、一切関係ないのです。一切です。たとえみんなが辛かったとしても、その辛さが自分だけじゃなかったとしても、「あなた」が辛いと感じていることに変わりはないのです。

誰かとそれを比較して「このくらいの程度で私が辛いなんて思っちゃいけない」「弱音なんて言わずにもっと頑張らないと」などとは、どうか思わないでください。あなたの辛さはあなたのものでいいのです。

 

世界中他の誰も関係ない、あなただけのもので、あなただけが感じているのです。真っ先に、何を差し置いても、まずは自分を大切にすることを最優先してください。

そして、誰にも何にも罪悪感を抱くことなく、休んでください。寝てください。美味しいものを食べてください。遊んでください。ダラダラしてください。

 

合理性など考えず、生産的にならずに非生産的になってください。まずはあなたができる限り「辛くない」と感じる状況に身を置いてください。辛くて自分の気持ちに手をつけることができなければ、自分の気持ちには触れないで、ただただ自分が心地よいと感じる環境に身を置くことを第一としてください。

 

泣きたければ泣き、笑いたければ笑い、何も感じたくなければ何も感じなくて大丈夫なのです。

 

あなたの辛さはあなたのものです。

自分が「辛い」と感じていることを大きく受け入れてあげてください。「辛いと感じてもいい」と許可を出してあげてください。他の誰のことも気にせずに。自分を一番に大切にして、時を味方にしてください。

 

あなたの心が穏やかに、幸福に包まれる事を願っております。

 

 

もものき

 

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